なぜか、小学校のころは「必修」だった電話のマナーが、最近はあまり教えられていないようです。電話のマナーは基本的な常識なのに、最近、弟のクラスメイトから弟あての電話をよく受けるんです。たいてい、電話がつながった瞬間にいきなり名前を呼びます。たとえば弟の名前が A だとすると、「A~ 明日の宿題なに?」とか、「おい A、どうして IM にいないんだよ」などと叫ぶ感じです……。しかも、その子たちはもう小学生ではありません。名門の中学校に通っているはずなのに……。そのうえ、携帯ではなく、家の固定電話にかけてくるんです!
電話での最も基本的で、最低限のマナーはこれです。電話がつながった瞬間に相手の名前を呼ばないこと。電話に出た人が探している本人とは限らないからです。ですから、電話がつながったら、「もしもし、XXX さんはいらっしゃいますか?」と言うべきです。<-これが最も丁寧な言い方です。
もしそれが長すぎると感じるなら、少し丁寧さに欠ける言い方として「XXX をお願いします」があります。
電話がつながった瞬間に名前を叫ぶのは絶対にやめましょう。電話が出た途端に悪態をつくのは、さらにひどいです……。
電話に出た人が探している人ではなかったら、「XXX さんをお願いできますか? ありがとうございます」と言えばいいでしょう。
探している人がいなかったら、必ずお礼を言いましょう。そして、名前と電話番号を残しておけば、戻ってきたときにかけ直してもらえます。
探している人がいないからといって、勢いよく電話を切ってしまうのは絶対にやめてください。電話の向こうの人は、呆然としてしまいます……。
ここに書いたのは基本的なことだけです。もしこの記事を読んで、自分がそのような失礼な人間だと気づいたなら、今から直してもまだ間に合います。そうしないと、あなたにかけた電話の相手が、本当に呆然としてしまうかもしれません……。
