電子書籍をよく読む方に、Calibre というソフトをおすすめします。パソコンで電子書籍を読むなら、変換は必要ないかもしれません。しかし多くの人は Kindle や Nook などの電子書籍リーダーで読書をしています。そういう方にとって Calibre は欠かせないソフトです。Kindle は EPUB 形式に対応しておらず、AZW、MOBI、PDF などの形式しか対応していません。手元の本が EPUB 形式だと、Kindle で直接読むことはできません。有名な電子書籍サイト「好讀網」(台湾の電子書籍サイト)の本はほとんどが EPUB 形式なので、そのようなときに Calibre で変換できます。
Calibre では、ファイルをさまざまな形式に変換できます。よく使われる TXT、EPUB、MOBI、PDF に対応しています。しかも単純な変換だけでなく、目次ページの設定など細かい編集もできます。さらに Calibre は、ファイルを直接 Kindle に送ることもできます(USB 接続が必要です)。iPad には iTunes があり、Kindle には Calibre がある、といったところでしょうか〜 また、Windows、Linux、Mac OS などさまざまな OS に対応しており、インストール不要のポータブル版もあります。XD
Calibre 情報
- 公式サイト:http://calibre-ebook.com/
- ダウンロードページ:公式ダウンロードページ|Box.net|4Shared
- バージョン:0.8.36
Calibre の使い方
Calibre では目次ページの設定など、細かい編集もできます。ただ、この記事では変換、書籍情報の設定、Kindle への送信の部分だけを紹介します。これらがいちばんよく使う操作だからです。そのほかの細かい機能については、後日あらためて紹介します。- インストールの説明は必要ないですよね!「次へ」を押し続けるだけです。
- インストールが終わったら Calibre を起動します。初めて使うときはウェルカムウィザードが表示されます。言語の欄で「繁体字中国語」を選択してください。
- ここでは所有している電子書籍デバイスを設定します。Calibre はそのデバイスに合わせて最適化してくれます。私の場合はもちろん Amazon の Kindle を選びました。この設定は省略しても問題ありません。XD
- Amazon を選んだ場合は、Kindle のメールアドレスなどの情報を設定できます。これは Kindle にファイルを送るときに便利です。設定せずに「次へ」を押しても構いません。
- 「Finish」を押せば完了です。
- 次に、左上の「本を追加」を押して、変換したい本を選択します。一度に多くの本を読み込むこともできますし、本を Calibre のウィンドウに直接ドラッグすることもできます。
- 中央の領域で処理したい本を選択します(Shift キーを押しながらクリックすると複数選択できます)。そのあと右クリック →「メタデータを編集」→「個別にメタデータを編集」を選びます。
タイトル、著者、出版社などを設定できます。表紙を追加することもできます。編集が終わったら「次へ」を押します。すべての本の処理が終わったら「OK」を押してください。
多くの本をまとめて処理する場合は、「メタデータを一括編集」を押してください。
- 書籍情報を設定したら、同じように処理したい本を選択し、右クリック →「本を変換」→「一括変換」を選びます。
出力形式で必要な形式を選びます。Kindle の場合は MOBI に対応しているので、MOBI を選べば大丈夫です。
次に、左側の「ページ設定」を選びます。出力プロファイルでデバイスを設定できます。私の場合は Kindle に設定しました。すると、いくつかの設定を自動で行ってくれます。
最後に「OK」を押すと、処理が始まります。
右下に処理の進行状況が表示されます。クリックすると詳細を確認できます。
- 変換が終わったら、同じように処理したいファイルを選択し、Kindle をパソコンに接続します。右クリック →「デバイスに送る」→「指定の形式を送る」→「メインメモリ」を選びます。
- ここで、Kindle に送る形式を選べます。
これで送信は完了です。
- Kindle に保存されている電子書籍を削除したい場合は、「デバイス」を押して不要な本を選択し、右クリック →「本を削除」→「選択した本を削除」を選びます。
「ライブラリ」(デバイスの隣のボタン)を押すと、元の画面に戻れます。
- 電子書籍をハードディスクに書き出したい場合は、書き出したい電子書籍を選択し、右クリック →「ディスクに保存」を選んで、必要なオプションを選択します。


















