今日あった小さな出来事です。私がクラスメイトと経済の問題について話していると、隣にいた別のクラスメイトが不満そうに言いました。「XXX、なんでいつも変なことを考えて人を困らせるの? 教科書に書いてあることを暗記すればいいじゃない! そんなに考えてどうするの?」その瞬間、私は理解しました。なぜ長い時間勉強しているのに成果が出ない人がいるのか。頭が悪いからではありません。方法が間違っているのです!
「学思並重」をご存じないのですか? 学ぶと同時に、「なぜ」を考えなければなりません。そうすることで記憶は深く残り、ただ全部を丸暗記するのではなく、本当に一つのことを学べるのです。誰かに理由を聞かれて、「教科書にそう書いてあるから、そんなに考えても仕方ないでしょう」としか答えられないのなら、それも当然……ということになります。
確かに、理解することは暗記することより難しいものです。時間もかかりますし、頭を使う必要があります。でも、これこそが学習の本当の方法です。理解しながら学ぶやり方は、最初のうちは大変かもしれません。しかし後になると、だんだん調子が出てきます。土台がしっかりしているので、後に続く多くの理論が自然と理解できるようになるからです。この道理はどの科目にも当てはまり、学校の勉強だけでなく、社会に出てからの学びも同じです。
昔の人たちは、詰め込み式の教育に反対していました。それなのに今の人は、自ら進んで自分に詰め込んでいるのでしょうか?
「私はとても真面目に勉強しているのに、まったく進歩がない」とよく言う人がいます。そして自分を責め、才能がないのだと思い込んでしまいます。そんなときは、勉強のやり方が間違っていないかを考えてみてはいかがでしょうか。
どんなことでも暗記だけで済ませようとするのなら、そもそも人間である意味がどこにあるのでしょう? 人間の長所は記憶ではありません。記憶はコンピューターに任せればいいのです。人間がすべきことは、考えることなのです!